デッドスロー特化ベイト『ネコソギル』! LLとSSの特徴・違いとは? ネコソギルはファットラボから発売されているギル型のデッドスロー特化型ビッグベイト。琵琶湖を中心とした冬のデッドスローゲームで注目を集めています。ネコソギルの機能や使い方、SSとLLの違いをご紹介します。

ネコソギルについて

ネコソギルはファットラボから販売されているギル型ビッグベイト。リップの長さの異なる2モデルが展開されており、その自重は2オンスというギル型ルアーでは比較的大型のサイズです。ボリューミーなボディとアピール力高めのアクションは冬の琵琶湖など、ギルやフナががメインベイトとなるフィールドで抜群の効果を発揮する秘密兵器になります。

ネコソギルの特徴

ネコソギルはデッドスローでしっかりアクションするのが最大の魅力。メジャーフィールドのバスに違和感を与えずバイトにつなげるためのこだわりが随所に詰まっています。またそのボリューム感のあるボディは広大な琵琶湖などのフィールドでもしっかりとバスに対してアプローチできるアピール力を兼ね備えています。

デッドスロー対応のギル型ベイト

ネコソギルはデッドスローリトリーブでのアプローチをメインに開発されたアイテム。そのため障害物やカバー周りなどを舐めるようにデッドスローで引いてくることが可能です。もちろんそのアクションは本物のギルにも見間違えてしまうほどのナチュラルアクション。老獪なデカバスも思わず口を使ってしまう仕上がりです。

ボリューム感満点のファットボディ

ネコソギルは一目でわかるボリューム感のあるファットボディも特徴の一つ。同じくファットラボから販売されているビッグベイト、ネコソギDSRと同等の厚みのあるボディ設計となっています。これによりアクションの際のアピール力が大幅にアップし、水深のある湖などでもバスにしっかりと視認させることが可能です。

さらにファットボディが障害物にコンタクトした際にフックを隠すため、障害物回避の面でも優れた形状になっているのです。

あえての1点支持ジョイント構造

ネコソギルはボディのジョイント部に1点支持構造を採用。通常のジョイント系ルアーに比べてあえてルーズなジョイントセッティングにすることで、よりなめらかなナチュラルアクションを再現することに成功しました。

これはスローリトリーブでもしっかりアクションするのはもちろん、ボトムコンタクト時に止めた時にもテールが慣性で揺れ、バスに見切られにくくなる効果を持たせています。

ネコソギルのラインナップ

ネコソギルはリップの長さが異なるSSとLLの2サイズがラインナップ。サイズやウエイトは同じであるものの、それぞれのモデルでアプローチできるレンジが大きく異なるため購入する際は注意が必要。SSは比較的表層付近へのアプローチが強いモデルであることに対して、 LLはディープエリアの攻略に長けています。

ネコソギルSS

スーパーショートリップを採用したSSモデル。ネコソギルの得意とするスローリトリーブアクションはもちろん、表層から水面直下にアプローチする、早めのアクションにも強いアイテムです。そのため逃げ惑う小魚を演出する高速リトリーブやトゥイッチなどのロッドワークを使った強めアクションも積極的に使っていきたいです。

ネコソギルLL

ロングリップを採用したLLモデル。SSモデルとは真逆となるディープレンジの攻略に長けており、ボトムや障害物にコンタクトさせるアプローチを得意とします。そのロングリップとボリューム感のあるボディは圧倒的な根掛かりの回避性能を誇り、スローリトリーブはもちろん、クランキングのように引いてくる使い方もおすすめです。

ネコソギルの使い方

ネコソギルは定番となるただ巻きはもちろん、それぞれのモデルの特徴を活かしたさまざまな使い方で応用が可能。アプローチするレンジはもちろん、バスの活性やベイトの動きなどに合わせた使い方をしっかりと理解することでデカバスとの遭遇率を劇的にアップさせることが可能です。

基本はただ巻きでOK

ネコソギルのもっとも定番の使い方。1点支持ジョイントによる絶妙な泳ぎでただ巻きでもリアルなギルのアクションを演出します。ベイトフィッシュが付いているレンジに合わせたモデルをチョイスし、バスの活性を確かめるように強弱をつけながら引いてくることでその日のパターンを絞り込むことが可能です。

応用技その1「ストップ&ゴー」

LLモデルが得意とする応用テクニック。ただ巻きでカバーや障害物にコンタクトした際にあえてその場でネコソギルをストップさせることで、後部パーツだけがしっかりと動き、食いが渋いバスに口を使わせられます。また再びルアーを動かした際もバイトが出ることがあるため油断は禁物です。

応用技その2「デッドスローリトリーブ」

ネコソギルの中でも特に釣果実績の高い使い方。SSモデルでは表層付近を漂わせるようにデッドスローリトリーブすることで、弱りかけて表層を彷徨うギルを演出することが可能です。LLモデルでは根掛かりの回避性能を活かしてウィードやカバー周りを舐めまわすようにゆっくりと引いてくるアプローチも非常に効果的とされています。

ネコソギルで琵琶湖のデカバスをネコソギゲット!

ネコソギルはギル型ルアーの中では珍しい厚みのハイアピールボディと1点支持ジョイント構造によって、琵琶湖などのメジャーフィールドにバスに対して抜群の効果を発揮します。SSとLLの2モデルを使い分けることで表層からボトムまで多彩なレンジを攻略できるため、ビッグベイトをはじめて使う方にも自信をもっておすすめできるルアーです。

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