きょう21日午後も冬型の気圧配置が続くため、北日本の日本海側や北陸は風雪や大雪、高波、落雷、なだれ、電線等への着雪に注意が必要となる。今週は冬らしい天気の地域が多く、週のなかば頃は北日本で荒れた天気となるおそれがある。今後の気象情報に注意が必要だ。
23(水)~24(木) 北海道に強い寒気
あす22日、日本付近の冬型の気圧配置はいったん緩む見通し。ただし、23日夜に北海道の上空に強い寒気が流れ込むため、日本海側の各地は北日本を中心に季節風が強まり雪の所が多くなる見込み。寒気が強いため、北日本は雪雲の一部が太平洋側にも流れ出す予想で、東北の太平洋側など普段は積雪が多くない地域でも、吹き付ける雪により見通しが悪くなる所があるので注意が必要だ。
週末 全国的に寒く
25日(金)は日本付近で等圧線の間隔が開いて風が弱まる予想だが、26(土)~27日(日)は再び冬型の気圧配置が強まり全国的に冷たい季節風が吹きそうだ。週末は西日本でも気温が下がる予想で、真冬らしい寒さが予想される。西・東日本の太平洋側は雨の少ない状態が続き、空気の乾いた状態もなかなか解消しそうにない。
火の取り扱いや、体調管理には十分注意が必要だ。(気象予報士・高橋 和也)