【アジアカップ】サウジアラビアのチーム力を警戒する森保監督「積極的で守備も上手い」

AFCアジアカップ決勝トーナメント1回戦を前に日本代表の森保一監督が前日会見に出席。リベンジに燃えている強豪国サウジアラビアのモチベーションに警戒心を強めた。

【アジアカップ】グループ全日程終了 決勝T1回戦で日本はサウジアラビアと対戦

グループステージを3戦3勝の首位で勝ち上がった森保ジャパン。盤石の試合運びではなかったものの、アジアカップで強さを発揮している。日本が決勝トーナメント1回戦で対戦するのは、グループEを2位で突破してきたサウジアラビアだ。日本とサウジはロシアワールドカップのアジア最終予選で激突しており、2試合で1勝1敗の五分。ただ、アジアカップでは2011年カタール大会のグループステージで相対しており、その時は岡崎慎司のハットトリックなどで日本が5-0と大勝している。

前日会見に出席した森保代表監督は、サウジとの一戦は難しい試合になると見解を示した。「サウジアラビアは高いモチベーションで臨んでくるだろう。アジアカップでの前回対戦では私たちが勝ったし、今大会では直近のカタール戦で敗北している。私たちは強靭なメンタリティを持たなければならない。先制点が重要になってくる。サウジはいい選手が多くいる素晴らしいチームで、積極的に攻めてくるし守りも上手い。連続して得点を奪えるような機会を与えてくれないだろう。だからと言って私たちも守備的になるつもりはない」。

サウジ戦を前に警戒心を強める森保一監督

一方、サウジアラビアのフアン・アントニオ・ピッツィ代表監督は「日本にはアジアを代表する選手が多く在籍している」とコメントし、日本戦を前に意気込みを語った。「ラウンド16に進めて、私たちの野望がまだ続いてとても幸せだね。私たちはこの大会で勝ち上がるのが大好きなんだ。日本はアジアのベストチームだ。でも私たちは高い信頼関係を築いてここにいる。簡単な試合にはならないだろうけど勝ってみせるよ」。

日本戦を前に意気込みを語ったピッツィ代表監督

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