フロントグリルの色が変わる!?モデリスタが多彩な車両を展示【東京オートサロン2019】

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カラフルな顔を魅せるレクサス「UX」を展示!プリウスにノアも|モデリスタ出展ブース

トヨタディーラーで買えるコンプリートカーや、オプションパーツを手掛けていることでお馴染みのモデリスタがTRDと共同ブースで東京オートサロン2019に出展した。

今年はレクサス「UX」のコンセプトカーを主役にTRDと同様、オプションパーツ満載な車両を展示した。

レクサス「UX」モデリスタコンセプト

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2018年11月に登場したレクサスのコンパクトSUV「UX」に大きく手を加えた、コンセプトカー。

具体的な架装内容は、道路で周囲へのメッセージを伝えたい際などにも使えるディスプレイグリルを装備。よりファッション性を高めたキネティックLEDシステムに加え、ドアミラーレスとするためのサイドカメラを備えた前後のオーバーフェンダー(片側30mm程度拡幅)も装備されている。

ベースはモデリスタの市販品ながら、メッキ部分をサテンメッキとしたエアロパーツのセット、20インチアルミホール、60mmもの車高ダウンなどで、SUVのUXがハッチバックに生まれ変わったような雰囲気を持っていた。

なお、パーツ単体も含めた市販化については、ディスプレイグリルやドアミラーレスに必要な後付けのサイドカメラも、法規的な問題などがあって困難なようだが、キネティックLEDシステムに関しては、市販化の可能性も考えられるそうだ。

「プリウス」アイコニックスタイル

モデリスタ モデリスタ,トヨタ,プリウス アイコニックスタイル,東京オートサロン2019

「TRD」と同じくモデリスタも、2018年12月にマイナーチェンジを受けたプリウスの発表と同時にカスタムパーツをリリースしている。

「東京オートサロン2019」の出展車では、外装は「アイコニックスタイル」と呼ばれるエアロパーツのセット、18インチホイール&タイヤ、ヘッドライトやリアのガーニッシュなどを装備。内装はチタニウムグレイン色のパネル、シートカバーやスカッフプレートなどを装着。出展車に付くパーツの総額は82万4000円(税別)となる。なお、モデリスタもTRDと同様にプリウス用のエアロパーツのセットが2つあり、もう1つはエッジを利かせ立体感を強調した「エレガントアイス」と呼ばれるものがラインナップされている。

「ノア」マルチユーティティ(MU)

モデリスタ モデリスタ,トヨタ,ノア マルチユーティリティ,東京オートサロン2019
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2018年の東京オートサロンにモデリスタが「MUコンセプト」の名で、トヨタのミドルハイトミニバン「ノア」「ヴォクシー」「エスクァイア」の3兄弟の5人乗り仕様の市販バージョンを展示した。2019年1月7日に発表された3兄弟の一部改良と同時に登場しモデルだ。

MUは本来3列シートとなる広い室内を、2列シートの5人乗りにしたことで荷物を積みやすくし、趣味のトランスポーターなどとしての使いやすさも目指したモデルだ。MUは3列目のシートを取り払っただけでなく、水や汚れに強く掃除もしやすいオーク木目調の専用フロア、大型の床下収納、何かと便利なハンガーラック、フックなどを掛ける際に使えるアンカーナットなどを装備。これらはユーザーのアイデア次第で用途は無限大に広がるだろう。

なおMUのバリエーションは、パワートレインは2リッターガソリンエンジンのFF、4WD、グレードはノアとヴォクシーがそれぞれエアログレードベースの特別仕様車、エアログレード、標準のX、エスクァイアにはXiに設定される。出展車はエアロパーツ、スポーツマフラー、ローダウンスプリング、18インチアルミホイール&タイヤ、MU専用のテーブルや仕切棚などに使えるマルチユースボード、専用シートカバーなどが装着されており、オプションパーツの総額は96万6000円(税別)となる。

[筆者:永田 恵一/撮影:和田 清志]

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