インドネシア津波から1カ月

爪痕深く、不安抱え生活

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 400人以上が死亡したインドネシアのジャワ島とスマトラ島の間のスンダ海峡で起きた津波から22日で1カ月。リゾート地として知られる被災地の爪痕は深く、観光産業も打撃を受けた。仮設住宅の建設は遅れており、多くの住民がトラウマや不安を抱えながら沿岸部での生活を続けている。

 「津波以来、1人も客は来ていないよ」。ジャワ島西部バンテン州セラン県の沿岸部。週末に開業する観光客向けホテルの経営者エディさん(52)が嘆いた。付近は多くの宿泊施設が立ち並ぶリゾートとして有名だったが、20日に訪れると、観光客はほとんど見当たらなかった。(スムル共同)