【ひろしま男子駅伝】栃木の滝沢、軽快に22人抜き 中学MVP

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 無欲の快走で、中学ナンバーワンの称号を得た。2区で区間賞を獲得した栃木の滝沢(藤原中)がジュニアB(中学)優秀選手賞に輝いた。「愛知の吉居君(田原東部中)、福島の藤宮君(大槻中)ら、強い選手ばかり。良くて区間3位に入ればいいかと思っていた」と、驚きを隠せなかった。

 35位でたすきを受けた。「少しでも順位を上げる」。軽快に、次々と抜いていった。終わってみれば22人抜きで13位に押し上げた。「何人抜いたかは分からない」と無我夢中だった3キロを振り返る。

 全国中学校大会では1500メートルと3000メートルで入賞したが、今季の3000メートルの中学ランキングは10位。昨年12月の全国中学校駅伝には出場できなかった。「前に目標があるので、自然と体が動いた」。持ちタイム以上の力が湧き出た。

 「支えてくれた両親に、このMVPで恩返しができた」と喜ぶ。今春から高校生。「インターハイ、全国駅伝、男子駅伝でチャンピオンになる」。安芸路でつかんだ自信を胸に、次のステージでも輝きを放つ。

2区で22人抜きを見せ、中学MVPに輝いた栃木の滝沢