山下智久が義手の変人天才科学者に!「僕も同じタイプ。いい化学反応を」

TBS系では4月期に山下智久主演の連続ドラマ「インハンド」(金曜午後10:00、開始日未定)を放送することが決まった。寄生虫学が専門で、ロボットハンドの義手を持つ変わり者の天才科学者・紐倉哲を演じる山下は「サイエンス要素も織り交ぜられていて、これまであった事件解決の物語とは角度の違う方法で解決をしていく展開が新しいと感じました。寄生虫や微生物などミクロに精通した科学者が、ミクロを通してマクロを解き明かしていくという方法が今まであったものと違うのでワクワクします」と見どころを明かす。

ドラマは、植物園を改造した自宅兼研究室に引きこもる紐倉が、内閣官房サイエンス・メディカル対策室の美人官僚の依頼で、従来の概念を超える未知の病気や事件を解決するサイエンスミステリー。紐倉は博識で天才的な発想を持つが、人嫌いで性格がきつく、興味のみで動く変人。さらに義手になった過去を語ろうとしないというミステリアスな役どころとなる。

山下は「一見何を考えているのか分からない変わり者ですが、どこか陰を感じさせる部分があって、でも実は人の心をしっかり分かっているところが紐倉の一番の魅力だと思います」と役柄を明かし、「ただ変わり者を演じるのはめちゃくちゃ難しい。やり過ぎると引かれてしまうし、バランスが大事だなと思います」とも。さらに、「僕自身も割と紐倉と同じタイプなので、彼の生き方には共感できる部分がすごくあります。今まで演じてきた役の中では比較的自分を出しやすいキャラクターな気もするので、紐倉と僕とでいい化学反応を起こせるんじゃないかと思っています。丁寧に作っていきたい」と意気込んでいる。

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