「太平洋水サミット」開催決定 熊本市で2020年

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2020年の「アジア・太平洋水サミット」開催が決まった熊本市。建設が進む大型集客施設「熊本城ホール」がメイン会場になる=21日、熊本市中央区

 熊本市は21日、アジア太平洋諸国の首脳らが安全な水資源の確保などについて話し合う2020年の第4回「アジア・太平洋水サミット」の開催地に決まったと発表した。メイン会場は、中央区の大型集客施設「熊本城ホール」。国内では、第1回の大分県別府市に続き2回目。

 市は昨年10月、同サミットの誘致を表明。ほかに立候補した都市はなく、1月11日にシンガポールであった主催するNPO法人「アジア・太平洋水フォーラム」(東京)の執行審議会で決定した。

 会期は20年10月19~20日の2日間。日本を含めた49カ国の首脳や研究者ら約700人の出席を見込む。テーマは今後、同NPOと協議して決めるが、市内の別の施設で関連イベントも計画するという。

 大西一史市長は「熊本市の地下水保全の取り組みや、熊本地震からの復興を世界に発信する絶好の機会。過去には各国の首脳や皇族も出席されている。官民挙げて、県全体で受け入れる態勢を整えたい」と意欲を語った。

 07年に別府市で開催された第1回には皇太子さまも出席された。13年の第2回はチェンマイ(タイ)、17年の第3回はヤンゴン(ミャンマー)で開かれている。(高橋俊啓)