【アジアカップ】冨安が気迫のヘディング弾!日本代表が虎の子の1点を守り切りベスト8進出!

AFCアジアカップ2019決勝トーナメント1回戦が開催され、グループF首位の日本代表がグループE2位のサウジアラビア代表と対戦した。

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負けたら終わり、一発勝負のノックアウトラウンド。グループ最終戦で主力を温存できた日本は堂安律や南野拓実が先発出場、臀部の負傷から復帰が間に合わなかった大迫勇也に代わり、ウズベキスタン戦でゴールを決めた武藤嘉紀が最前線に入った。前半、日本は足の速い選手が揃うサウジアラビアの攻撃に圧され、守りに入る時間帯が続く。それでも、高い集中力で決定的なチャンスを与えず、虎視眈々と好機を狙う。すると20分にチャンスが到来。左からのCKを得ると、柴崎岳が右足でクロスを供給。マークを外した冨安健洋がヘディングシュートを叩き込み、劣勢だった日本が先制に成功し試合を折り返す。

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後半に入ると、同点に追いつこうとするサウジアラビアの猛反撃に遭う。両サイドに快速ウィンガー、中央には高さのある選手を途中投入し、日本ゴールに襲いかかる。一瞬でも気の緩みを見せれば失点を喫しそうな場面を幾度も迎えるも、ロシアワールカップで涙を呑んだ選手を中心に構成されたディフェンスラインは一切の隙を見せない。全員が高い運動量で最後まで守り切りグループ第2戦以来となるクリーンシートを達成。ベトナム代表が待つベスト8に駒を進めた。

冨安のヘディング弾で日本がベスト8進出

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