「ミシュランガイド」に長崎県飲食店 初掲載 特別版 今夏発行

 日本ミシュランタイヤ(東京)は21日、厳選した飲食店やレストラン、宿泊施設を格付けで紹介する「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」を今夏に発行すると発表した。九州では、14年に福岡・佐賀版、18年に熊本・大分版がそれぞれ刊行されているが、本県の紹介は初めて。
 国内版の発行は07年に開始。福岡・佐賀・長崎版の県内対象は離島を含む全域。17年秋ごろから、本格的な調査を続けているという。掲載店舗数や価格は未定。全国の書店で購入できる。
 同社の伊東孝泰・ミシュランガイド事業部事業開発担当部長が同日、県庁で記者会見。本県について「水揚げされる海産物の種類が豊富な上、異国の文化と融合した特産物や郷土料理が古くから育まれてきた魅力的なエリア」と語った。
 伊東部長の表敬訪問を受けた中村法道知事は「ガイドブックを有効に活用したい。完成を楽しみにしている」と話した。

中村知事を表敬訪問した伊東部長(右)=県庁

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