全国都道府県対抗男子駅伝 長崎県5位 4年ぶり入賞

 第24回全国都道府県対抗男子駅伝は20日、広島市の平和記念公園前発着コース(7区間48キロ)で行われ、長崎県は2時間20分56秒で5位入賞した。長崎県の入賞(8位以内)は4年ぶり7度目で、昨年の22位から大きく順位を上げた。福島が2時間19分43秒で東北勢として初優勝。群馬が35秒差の2位、長野が3位に続いた。
 長崎県は序盤にやや出遅れたが、19位でたすきを受けた3区的野遼大(MHPS)が11人を抜いて8位に浮上。その後は入賞ラインでレースを進め、6区山下蓮(桜が原中)が区間4位の好走で前との差を詰めて8位でつなぐと、アンカー山下一貴(駒大)が3人をかわしてフィニッシュした。
 福島はレース前半をリードした群馬を5区で捉えて優勝争いを展開。6区終了時点でトップ群馬を25秒差の2位で追い、アンカー相沢晃(東洋大)が区間賞の快走で逆転した。

◎長崎県の区間成績
▽1区 (20)扇   育(松 浦 高)20分50秒
▽2区 (15)吉浦  悠(志 佐 中)8分54秒=19
▽3区 (6)的野 遼大(MHPS)24分26秒=8
▽4区 (9)林田 洋翔(瓊 浦 高)14分39秒=8
▽5区 (18)花尾 恭輔(鎮西学院高)25分20秒=10
▽6区 (4)山下  蓮(桜が原中)8分43秒=8
▽7区 (8)山下 一貴(駒   大)38分4秒=5
(○は区間順位、=は通過順位)

両手を広げてゴールテープを切るアンカー山下一(駒大)=平和記念公園前

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