【’19統一選 始動・広島市議選】<1>中区・東区

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 統一地方選前半戦として、広島市議選(定数54)が3月29日告示、4月7日投開票の日程で行われる。今月21日現在、中国新聞の取材に対し、現職46人、元職1人、新人24人の計71人が立候補の意向があるとした。このほかにも立候補を探る動きがある。全8選挙区で対決の構図をみる。(敬称略)

 ▽1人引退・2新人名乗り 中区

 【中区】(定数6、有権者数11万2649人)

 木山 徳和67 自現(7)

 永田 雅紀63 自現(6)

 近松 里子56 共現(2)

 馬庭 恭子67 無現(4)

 森本 健治65 無現(2)

 並川 雄一49 公新

 大田 智弘54 無新

 現職6人のうち公明党1人が引退し、自民党2人、共産党と無所属各1人の計4人が議席の維持を目指す。このほか無所属1人が立候補するかどうかの検討を続けている。新人は公明党現職の後継と、無所属の計2人が名乗りを上げる。

 木山は社会福祉協議会などの支援を受け、地盤の千田や神崎、広瀬地区などを固める。

 3回連続トップ当選で議長の永田は地盤の吉島や中島地区を中心に浸透を図る構えだ。

 近松は中区全域で街頭に立ち、子育て支援や高齢者福祉の充実などの訴えに力を注ぐ。

 馬庭は多選の禁止を掲げるが、無投票を避けるため支援者と立候補の判断を検討中だ。

 森本は地元の本川地区を軸にあいさつ回りを続け、地域コミュニティー再生を唱える。

 現職の後継の並川は党の支持層や司法書士の人脈などを中心にあいさつ回りを重ねる。

 大田は地元の本川地区を軸に据えつつ、広域での街頭活動で知名度向上を図る考えだ。

 ▽現職4人に3新人挑む 東区

 【東区】(定数6、有権者数9万9435人)

 碓井 法明76 自現(9)

 森畠 秀治61 自現(2)

 山路 英男48 自現(2)

 佐々木寿吉71 無現(7)

 川村 真治53 公新

 吉瀬 康平31 共新

 西村  正63 無新

 現職6人のうち公明党1人が引退し、共産党1人が県議選に回る。このほかの自民党3人、無所属1人の計4人に、公明、共産両党それぞれの後継の2人を含む新人3人が、挑む構図になりそう。

 7回連続トップ当選の碓井は牛田地区を中心に引き締め、教育、福祉の人脈も生かす。

 森畠は地盤の福田、温品地区など旧安芸町を丹念に回り、薬剤師団体の支援も受ける。

 山路は昨年秋から地盤の戸坂地区を細かく回り、福祉充実などを訴えて支援を固める。

 佐々木は地盤の二葉中学校区や二葉の里地区を軸に報告会などを重ね、支援を広げる。

 現職の後継の川村は党支持者へのあいさつ回りに加え、街頭に立ち続け、浸透を図る。

 吉瀬は県議選に出る現職とあいさつ回りや街頭での活動を重ね、子育て支援を訴える。

 元東区長の西村は実績をPRし、都市競争力や防災力の強化などを訴えの柱に据える。

 【注】敬称略。立候補予定者は現、元、新の順。所属政党の並びは衆院勢力順で、同じ党では、まず当選回数、次に五十音順。所属は、政党に公認申請していても現時点で決まっていない場合や、推薦・支持の場合は「無」とした。現職の( )数字は当選回数。有権者数は2018年12月3日時点の選挙人名簿登録者数。