バルセロナ21日、公式サイトでサッスオーロの元ガーナ代表MFケビン=プリンス・ボアテングが今シーズンいっぱいの6月30日までチームに加入することを発表。契約書には800万ユーロ(約9億円)の買取オプションも含まれている。
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ボアテングは現地時間22日の11時に契約書にサインする予定で、その後は12時にバルサの本拠地カンプ・ノウでフォトセッション、13時には入団会見が行われる手筈となっている。ボアテングは既に、スペイン到着前にバルサ加入のメッセージを残しており、「サッスオーロに別れを告げるのは寂しいけど、今はバルサに集中している。だからお願いだ。レアル・マドリードについての話は僕にしないでくれ。クラシコではゴールを決められるといいね」とコメント。メディカルチェックは済ましており、早ければミッドウィークに行われるコパ・デル・レイ準々決勝1stレグのセビージャ戦でバルサデビューの可能性がある。
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31歳のボアテングは以前ラ・リーガのラス・パルマスでプレーした経験を持つ。2016-17シーズンに在籍していた当時は、29試合に出場し10ゴールを記録。その後、2017-18シーズンには長谷部誠が在籍するアイントラハト・フランクフルトに移籍し、DFBポカール優勝に貢献した。バルサはムニル・エル・ハダディが退団したことによりセンターフォワードの補強を画策。アルバロ・モラタやクリスティアン・ストゥアニなどの名前が挙がっていたが、最終的にボアテングが加入することとなった。