長崎西高生考案のベーカリー、スイーツPR ローソンと共同開発

 大手コンビニのローソンとベーカリーやスイーツを共同開発した県立長崎西高の生徒が21日、長崎県庁を訪ね、新商品をPRした。22日までに店頭に並ぶ予定。約1カ月間限定で、長崎県内の全ローソンで販売される。

 商品は「キリシぱん」(ベーカリー部門)と「びわとみかんのカステラロールケーキ」(スイーツ部門)。ローソンが高校生からアイデアを公募。本年度は長崎県内11校から31商品の応募があり、長崎西高生が考案した2品が優秀作品に選ばれた。

 長崎県庁には「キリシぱん」を考案した西山夏海さん(17)ら生徒8人が訪問。パンは世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産がある五島列島にちなみ、五島灘の塩やかんころもちを使ったことを説明した。

 「びわとみかんのカステラロールケーキ」を考案した梶原雪乃さん(17)は「おいしいスイーツができた。多くの人に食べてほしい」と話した。

 「キリシぱん」の価格は140円、「びわとみかんのカステラロールケーキ」は195円。販売初日は生徒らが店頭でPRする。

開発した商品をPRする長崎西高の生徒ら=長崎県庁

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