【平成の長崎】知事がローマ法王の来県要請 平成27(2015)年

 欧州歴訪中の中村法道知事ら長崎県訪問団は1月20日、バチカンのローマ法王庁を訪ね、要人と会談した。法王フランシスコの年内来県を要請した知事に対し、バチカン側は「法王に熱意を伝える」と約束した。首相に当たるパロリン国務長官をはじめ、世界遺産を所管するラバーシ文化評議会議長、外相に当たるギャラガー外務長官、内政担当のベルテッロ行政長官の4人と次々に面談した。知事は法王来県と、政府が正式推薦を決めた「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎県、熊本県)の世界文化遺産登録へ支援を求めた。(平成27年1月22日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

ラバーシ文化評議会議長(左から5人目)を訪ねた本県訪問団ら=バチカン

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