【平成の長崎】信徒発見から150年 平成27(2015)年

 禁教令下の1865年、長崎・浦上の潜伏キリシタンがひそかに守り伝えてきた信仰を大浦天主堂でプティジャン神父に打ち明けた「信徒発見」から150年がたった3月17日、長崎市南山手町の同天主堂で、ローマ法王特使らが参列した記念ミサがあった。「世界宗教史上の奇跡」と言われる出来事に思いをはせ、先祖の揺るぎない信仰心と勇気をたたえた。
(平成27年3月18日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

多くの信徒が集まり厳かな雰囲気の中で行われた「日本の信徒発見150周年記念ミサ」=長崎市南山手町、大浦天主堂

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