THE BLUE HEARTSに憧れて「30キロ痩せました」 THE STARBEMS日高×ヘルマン岡本が語る

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グローバー、THE STARBEMSの日高 央、Hermann H.&The Pacemakersの岡本洋平

J-WAVEで放送中の番組『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』(ナビゲーター:グローバー)。ゲストを迎え、1組の“レジェンド・ミュージシャン”をテーマに音楽談義を繰り広げるこの番組。1月19日(土)のオンエアでは、THE BLUE HEARTSの魅力について、THE STARBEMSの日高 央さん、Hermann H.&The Pacemakersの岡本洋平さんが語り合いました。

■THE BLUE HEARTSとの出会い…日本語の歌詞が新鮮!

日本のロック、パンクシーンに多大な影響を与えた伝説のバンド、THE BLUE HEARTS。1985年に結成され、その2年後にメジャーデビュー。エモーショナルなライブパフォーマンス、強烈なメッセージ性を持つ歌詞は、瞬く間に若者たちの心を掴み、一気にスターダムにのし上がりました。結成から10年後、1995年に惜しくも解散しますが、その影響力は今でも健在です。

日高さんとTHE BLUE HEARTSの出会いは中学生の頃。同級生が、THE BLUE HEARTSのライブが収録されたコンピレーション・アルバムを持っており、それを聴いたのが始まりでした。「当時のパンクロックは英語ベースが常識としてあった」と言う日高さん、その中でTHE BLUE HEARTSのストレートな日本語の歌詞がとても新鮮だった、と当時の印象を語ります。

日高:最初は違和感と捉えたんだけど、俺はすぐに気づいたわけ。Laughin'Noseにしても有頂天にしても、当時のパンクバンドってみんなそれぞれ別々だったから。これはTHE BLUE HEARTSなりの差別化だったんだなって、すぐ思った。多分この人たちは、わざと他のバンドがやらないことをやろうとして、日本語でストレートにやってるんだろうと。

岡本さんは、4歳年上の姉の影響でTHE BLUE HEARTSを知りました。家族で出かけるときの車や、家の中でTHE BLUE HEARTSが流れており、その歌詞が心に刺さったと言います。

岡本:これホントに忘れないんですけど『キスしてほしい』っていう曲。「ジャーンッ!」っていうギターの一発で始まる曲なんですけど、それでもう「やられた!」みたいな。
日高:ちなみにお姉さんは、誰推しだったんですか?
岡本:ヒロトだったんじゃないですかね。
日高:ヒロト推しだったんだ。そこも分かれどころだよね。ヒロトさん派、マーシーさん派みたいなね。
グローバー:そういうのあるんですね?
岡本:そういうのをファン同士で喋ると、いろいろ楽しかったりするんですよね。
グローバー:どっち派なんですか?
日高:わたくしはマーシーさん派ですね。
岡本:私はヒロトさん派。

歌番組に出始めるようになったTHE BLUE HEARTSのパフォーマンスを見て、「やばい! 俺がやらなきゃいけないことはコレかもしれない!」と小学生ながらに思った、と話す岡本さん。THE BLUE HEARTSが好きすぎて、高校時代にとんでもないチャレンジをしたそうです。

グローバー:事前のアンケートでは「高校生まで肥満児だった僕はヒロトになりたくて30キロ減量しました」と書かれていますね。
岡本:これホントですよ。
グローバー:スタイルを含めてTHE BLUE HEARTSに夢中だったからですか?
岡本:茅ヶ崎に住んでるんですけど、毎日、江の島まで走りました。
日高:すごいわ!
岡本:これはやらなきゃいけないと。
日高:人ひとり、30キロ痩せさせるヒロトってすごいね。

『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』

■日高 央が選ぶ「若者よ! この曲も聴いてくれ! TOP3」

そして番組では、日高さんに「若者よ! この曲も聴いてくれ! TOP3」を選んでもらいました。

・『手紙』(3位)

日高:初期のTHE BLUE HEARTSのイメージしかない人にとってはすごい意外だろうけど、急にザ・ビートルズっぽくしてくるんだよね。
グローバー:どういう部分ですか?
日高:アレンジもけっこうストリングスが入ってくるし、メロウな曲も多くなってくる。俺のイメージだと『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』っぽいことを、THE BLUE HEARTSでマーシーさんはやりたかったのかなと。ヒロトさんもだけど。

・『すてごま』(2位)

日高:「俺たちを捨て駒にしろ」的なね。ファンへのアンチテーゼというか。ファンというかリスナー全体なのかな。狂信的なファンだけじゃなく、「どんなことでも起こりうるよ」っていうことだと思うんです。自分が捨て駒にされちゃうかもしれないし、逆に捨て駒として誰かの役に立てるならいいじゃないか、そういう意味もあるというか。そこはTHE BLUE HEARTSはすごい。ただ悪口や嫌みを言って終わりじゃない。ちゃんと勧善懲悪のストーリーにまとめてくれるのも、THE BLUE HEARTSの魅力のひとつです。

・『イメージ』(1位)

日高:ちょっと過剰なリスナーへのメッセージもありつつ、曲としてアレンジがザ・フーなんだよね。このタイミングでこういう原点回帰かと思ったんです。
グローバー:「これがザ・フーなんだ」というのは、どういう部分ですか?
日高:イントロのマーシーさんのギターの重ね方とか、たぶんピート・タウンゼントっぽいし。おそらく1st、2nd、『TRAIN-TRAIN』までの3枚が、みなさんが思うパブリックイメージ的なTHE BLUE HEARTSじゃないですか。「ここからのTHE BLUE HEARTSは違うよ」っていうイメージの打ち出しとともに、俺はTHE HIGH-LOWS、ザ・クロマニヨンズの流れの最初だとも思う。

次週、26日(土)も引き続きTHE BLUE HEARTSの魅力を語り尽くします。ぜひお聴きください!

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【番組情報】
番組名:『MITSUBISHI JISHO MARUNOUCHI MUSICOLOGY』
放送日時:毎週土曜17時−17時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/musicology/

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