青森山田イレブン祝福 V2の快挙に県褒賞、市長特別賞

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市長特別賞を受けた後、古川小の1年生から花束を贈られ、子どもたちと交流する青森山田高イレブン=22日、青森市のアウガ
選手権での活躍を伝える東奥日報紙に見入る選手たち=青森市の東奥日報社

 「おめでとう」「感動をありがとう」-。第97回全国高校サッカー選手権を制した青森山田高校サッカー部の選手らが22日、青森市で行われた優勝セレモニーなどに出席し、市民からお祝いの言葉を贈られた。同日、県が褒賞とスポーツ特別賞、青森市が市長特別賞を授与した。選手たちは同市の東奥日報社も訪れ、「V2」の喜びをかみしめた。

 午前の中心街パレードに続き、アウガ5階のAV多機能ホールで行われたセレモニーには、子どもからお年寄りまで会場が満杯になるほどの人々が来場。司会者から黒田剛監督(48)や選手が紹介されると、大きな歓声と拍手が湧き起こった。

 小野寺晃彦市長が「サッカー少年、少女たちに大きな夢を与えてくれた。V3を目指して前に進むと思う。チャレンジを心から祈っている」とさらなる飛躍に期待を込めた。古川小児童の質問に選手が答えるコーナーもあり、和やかな雰囲気に包まれた。

 県庁では、第3応接室で三村申吾知事らと歓談。知事は笑顔で選手権を振り返り「全ての県民にスポーツの素晴らしさを伝えてくれた。ありがとう」と感謝を述べた。

 青森市の東奥日報社には花田惇校長、黒田監督と飯田雅浩主将ら選手6人が訪れ、塩越隆雄社長らと懇談した。塩越社長が「前回の優勝よりも印象に残る。ほとんどが逆転だったので、力があると感じた。雪の中でよく鍛え上げた」とねぎらった。

 黒田監督は「メディアを通じ県民の方々の期待を認識し勇気をもらい、それらをパワーに変えて戦った。雪深く、気温も低い地域だが、覚悟を持ってきた選手をここまで人間的、精神的に成長させた」と語った。

 飯田主将は県民の応援に感謝し「日本一のチームとして責任ある行動、自覚を持って生活したい」とあいさつ。ほかの選手も自分の長所や選手権の思い出などを語り、選手権での活躍を報じた東奥日報紙紙面に目を通して熱戦を振り返っていた。