水温下げ、外来魚を根絶

北海道オンネトー、全国初

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「オンネトー湯の滝」の池で泳ぐ外来魚のグッピー=2014年7月、北海道足寄町

 環境省は22日、国の天然記念物に指定されている北海道足寄町の「オンネトー湯の滝」の池で、外来魚のグッピーやナイルテラピアの根絶を確認したと発表した。長年繁殖しており、水温を下げて駆除を進めていた。同省によると、野外に定着したグッピーなどを駆除で根絶させた例は全国初。

 オンネトー湯の滝は阿寒摩周国立公園にある景勝地で、湧き出た温泉水が流れ落ちている。滝の下の池は冬でも水温が保たれ、何者かが持ち込んだグッピーなどが30年ほど前から繁殖していた。

 温泉水にはマンガンイオンが含まれ、マンガン鉱物を生成しているが、外来魚の食害で生成に必要な藻類が激減していた。