自分で乗車チケットの打刻が必要?知っておきたいフランスTERの乗車方法

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フランス国有鉄道SNCFが運行するTER(テウエール)は、地方都市を結ぶ特急列車です。フランスの地方の駅は特に改札口がないことも多く、そのまま電車に乗れてしまえるのですが、乗車前に気をつけておきたいことが!ユーレイルパスでも便利に使えるTERの利用方法についてご紹介します。

TER基礎知識

Transport Express Régional(地域圏急行輸送)の頭文字を取ってTER、これはフランスの国有鉄道SNCFが運行する地方圏を結ぶ急行列車です。日本のように各路線で特急の名称がある訳ではなく、それぞれの区間でTERプラス列車番号で表示されます。

自分で改札作業するの?

駅でチケットを購入した後に注意したいのが、Composterという打刻作業。通常駅構内の隅っこに小さな黄色い打刻機(Compostage)があります。この打刻機が駅の雑踏の中で見つけにくいのですが(上記写真だと左端の黄色い機械)、大体はホーム手前の入口にあります。ここで自分の切符を打刻してから乗車しましょう。万が一打刻を忘れてそのまま乗ってしまい、電車の中で検札の人にチェックされた場合怒られてしまう可能性もある(最悪の場合は罰金)ので、お気をつけて。

ただ、チケットによっては購入時にすでに打刻されている場合もあるので、乗る前に確認するか、係の人がいなければ念のためこの打刻機に通しておくと安心です。

さらに!打刻の時に注意しておきたいこと

打刻機を見つけたら、下の方にある差込口に乗車券を差し込んで日時の打刻をします。奥にしっかり差し込まないと空打ちされてしまうこともあるので、ブブッという音でしっかり券面に打刻されたかどうか確認しましょう。

ネットで予約した場合

全て自由席なので、特に事前予約は必要ありませんが、あらかじめ乗車区間や日時が決まっている場合は、SNCFの英語の公式サイトで購入することもできます。便利なのは、ネットで予約した場合は打刻の必要がなくなること。そのかわり日時変更ができなくなるなど、チケットによって制限が発生します。

車両や座席の選び方

ほとんどのTERには、1等車と2等車があります。車両の外壁に大きく「1」「2」とペイントされているので、自分が購入した車両を乗車前に確認しましょう。乗車したら空いている席を自由に選びます。2等車でも座席の脇にコンセントがある席もいくつかありますので、もし空いていたらその席をゲットできると車内で充電できて安心です。

乗車前にもうひとつ準備しておきたいこと

TERは飲食の車内販売がありません。長い列車旅の間、途中駅で降りて飲み物を買いに行くというのも相当勇気がいりますので、乗車前には飲み物やちょっとした食料を持参しておくと、のんびりしたローカル線の旅もより楽しめるはずです。

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