大賞は京大・本庶氏 関西元気文化圏賞 授与式

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関西元気文化圏賞の各賞の受賞者ら=22日、大阪市北区のリーガロイヤルホテル

 関西から日本を明るくした人に贈る関西元気文化圏賞の授与式が22日、大阪市内のホテルで開かれ、ノーベル医学生理学賞を受賞した京都大の本庶佑特別教授が大賞に輝いた。大阪からは特別賞に大阪桐蔭高硬式野球部が選ばれたほか、ニューパワー賞に2団体が入った。

 経済団体や自治体などで組織する関西元気文化圏推進協議会が、2003年から実施しており、16回目を迎える。

 大賞の本庶氏は、免疫を利用した新たながん治療法の実用化に道を開いた。ノーベル医学生理学賞の受賞は、関西が健康・医療分野の先進地域であるのを改めて示したと評価された。関西元気文化圏賞でのノーベル賞受賞者は、京都大の山中伸弥教授に次いで2人目。

 本庶氏は関西の多様性の魅力を取り上げ、「他分野におけるそれぞれの活動から、次の新しいジャンプができるのを期待している」と話した。

 特別賞の大阪桐蔭高硬式野球部は、第100回を迎えた昨夏の全国高校野球選手権大会で優勝。史上初の2度目となる春夏連覇の達成がたたえられた。

 大阪関係でニューパワー賞には、日本高校ダンス部選手権・ビッククラスで大会2連覇を果たした同志社香里高ダンス部のほか、関西の企業が所有する絵画を一堂に集め、大阪市内で展覧会を開いた関西経済同友会の企業所有美術品展実行委員会が選ばれた。

 このほか、和歌山県のアドベンチャーワールドが特別賞。兵庫県立芸術文化センター芸術監督の佐渡裕氏が全国の小中高生を選抜して展開している「スーパーキッズ・オーケストラ」が、ニューパワー賞となった。