マカオ、2018年通期のインバウンド旅客数が3580万人に…対前年9.8%増、過去最多更新

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マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

 近年、訪マカオ旅客数は安定的な右肩上がりで推移している。マカオ政府統計調査局は1月23日、昨年(2018年)12月及び通期の訪マカオ旅客数統計を公表した。

 昨年12月のインバウンド旅客数は前年同月から16.9%、前月から9.3%のそれぞれ増となる356万9825人(延べ、以下同)に上り、単月最多記録を更新した。

 同月のインバウンド旅客全体のうち、宿泊を伴う旅客は前年同月から6.5%増の174万1267人、日帰り旅客が28.9%増の182万8558人。旅客の平均滞在時間は前年同月から横ばいの1.2日。宿泊を伴う旅客に限ると0.1日延びて2.2日、日帰り旅客は横ばいの0.2日だった。

 国・地域別で最多だったのは中国本土旅客で、前年同月から18.4%増の244万8929人。個人旅客に限ると17.9%増の115万9968人。中国本土旅客が全体に占める割合は68.6%。

 その他の国・地域では、人数が多い順に香港が19.1%増の68万1725人、台湾が5.0%増の9万3036人、韓国が0.1%増の7万7216人、フィリピンが28.3%増の4万1189人、マレーシアが4.2%減の3万3167人、日本が15.6%増の3万2879人。

大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオ・コタイ地区の風景(資料)=2018年2月ー本紙撮影

 昨年通期のインバウンド旅客数は前年から9.8%増の3580万3663人で、前年に続き過去最多を更新。宿泊を伴う旅客は7.2%増の1849万2951人、日帰り旅客が12.7%増の1731万0712人。旅客の平均滞在時間は前年から横ばいの1.2日。宿泊を伴う旅客に限ると0.1日延びて2.2日、日帰り旅客は横ばいの0.2日だった。

 国・地域別で最多だったのは中国本土旅客で、前年から13.8%増の2526万0556人。中国本土旅客が全体に占める割合は70.6%。

 その他の国・地域では、人数が多い順に香港が2.6%増の632万7925人、台湾が0.1%増の106万0968人、韓国が7.0%減の81万2842人、日本が1.0%減の32万5798人。

 入境ルート別では、港珠澳大橋が加わった(昨年10月24日開通)こともあり、陸路が18.9%増の2215万2467人。内訳は、港珠澳大橋が105万2838人、マカオ半島北部の關閘が13.2%増の1822万4963人。一方、港珠澳大橋という新たな競合ルートが現れたこともあり、海路は7.8%減となる1035万5396人にとどまった。内訳は外港フェリーターミナルが11.3%減の610万9199人、タイパフェリーターミナルが2.3%減の424万6197人。空路は20.1%増の329万5800人。

 なお、マカオのカジノ監理当局DICJが1月1日に公表した資料によれば、昨年12月の月次カジノ売上は前年同月から16.6%、前月から5.9%のそれぞれ増となる264.68億マカオパタカ(日本円換算:約3594億円)。昨年通期では前年から14.0%増の3028.46億マカオパタカ(約4兆1131億円)で、旅客数の上昇率を大きく上回る結果となっている。