岩手県花巻の「湯の杜 ホテル志戸平」運営会社が特別清算、ホテルは新会社が経営継続

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 (株)HKコーポレーション(TSR企業コード:170035468、法人番号:6400001005324、花巻市湯口字志戸平26、設立昭和29年9月、資本金5000万円、代表清算人:久保田浩基氏)は1月9日、盛岡地裁より特別清算開始決定を受けた。
 負債総額は約35億6000万円。

 (名)志戸平温泉として創業。高度経済成長期の観光需要を積極的に取り込むため大規模投資を進め、昭和55年5月には施設の大規模改修を実施。その後も、平成1年9月に南山館新設の増改築工事(最大収容人数820名)、8年6月にリニューアルオープン(最大収容人数1012名)、10年1月にコンベンションホールの増改築工事、18年1月に高級志向の新施設(客室数28室、最大収容人員82名)を開設するなど、積極的に投資を行ってきた。
 これに伴い、昭和55年頃に売上高10億円を突破し、以降も増収基調で推移。ピークとなる平成11年3月期には売上高38億8305万円を計上した。しかし、その後は減収に転じ、近年の年間売上高は25億円台で推移。さらに、18年3月期の大幅赤字で債務超過に陥っていた。
 21年頃から取引金融機関に支援を要請し経営再建を模索してきたが、23年3月11日の東日本大震災で岩手県を含む東北全体への旅行客数が急激に落ち込んだ。このため、改めて金融機関との協議を進め、30年6月に志戸平温泉(株)(TSR企業コード:032100124、法人番号:7400001014183、花巻市)を新設。同年9月1日、当社は志戸平温泉(株)から現商号に変更し、営業基盤の大半を新会社へ譲渡、全従業員も転籍し11月30日、株主総会の決議により解散した。
 なお、「湯の杜 ホテル志戸平」「游泉 志だて」は新会社により従来通り営業中。