セリエAデビューの「NEWカカ」 ルーカス・パケタはミランの救世主だ

今冬、ACミランがブラジルの名門フラメンゴから移籍金およそ45億円で獲得したとされるMFルーカス・パケタ。 現在、中盤のルーカス・ビグリアやジャコモ・ボナベントゥーラといった選手を怪我で欠いているミランにとっては、彼の活躍が必要不可欠となる。 21日に行われたジェノア戦でセリエAデビュー&フル出場を果たした彼は、チームの勝利に大きく貢献。素晴らしいスタッツを記録し、そのポテンシャルの高さが伺えた。

ルーカス・パケタはミランの救世主となるはずだ。

ミランのSD(スポーツディレクター)であるレオナルド氏からの電話が移籍の決め手だったと話すパケタは、21日に行われたジェノア戦でセリエAデビューを果たした。

「NEWカカ」と期待される21歳の彼は、イタリアの地でもそのポテンシャルの高さと持ち前のテクニックを存分に発揮していた。

彼の「らしさ」と「ポテンシャル」が伺えたシーンがこちら

芸術的なレインボーフリックでジェノアMFダニエル・ベッサを交わすパケタ

相手を背負った状態でもこの柔らかいパス。FWファビオ・ボリーニのシュートは惜しくも決まらず。

【プレー動画】ルーカス・パケタ(Lucas Paqueta)

動画をみて、足裏を使ったターンや切り返しがかなり巧いということに気が付く。

全盛期のカカと比べるとスピードは劣るが、持ち味のドリブル、切れのあるターンなどは通ずる部分がある。

順調に成長を重ねていけば、偉大な先輩のようにエリート街道を進むことは間違いない。そのためにはまず、ミラン復活のために大きな活躍を期待したいところだ。

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