アジアカップ・ベスト16でサウジアラビア代表を撃破した日本代表にとって、最大の敵はベスト4で激突する可能性が高いイラン代表だろう。アジア最強と言われているだけあって、イランのここまでの勝ち上がりは隙がない。
しかし、ベスト8で対戦するベトナム代表のことも忘れてはならない。ベトナムはサウジアラビアやイランに比べればネームバリューで劣るものの、今回の大躍進で自信を深めている。日本にとって危険な相手となるだろう。
英『FourFourTwo』もベトナムのことを称えている。ベトナムはグループステージを1勝2敗の3位で通過し、ベスト16ではヨルダン代表をPK戦の末に撃破した。その粘り強さが称賛されているのだ。
「ベトナムは恐れを知らないチームであり、彼らはジャイアントキラーだ。ヨルダン相手に真正面から挑み、PK戦で勝利した。まさかとは思うだろうが、ベトナムはベスト8へ駒を進めた」
またベトナムはパスの正確性も評価されており、日本とて油断するべきではないだろう。ベトナムが勝利したのはグループステージのイエメン戦とベスト16のヨルダン戦のみとなっているため、ジャイアントキラーと呼んでいいのかは微妙なところだ。しかしベスト8まで勝ち上がってきた実力を認め、リスペクトした戦いをするべきだろう。
