鉾田北小・中のPTA 合同でパトロール隊 下校時の安全見守る

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下校する子どもたちを見守るパトロール隊長の箕輪広美さん(右)=鉾田市上冨田

鉾田市立鉾田北小(豊田昌幸校長)と鉾田北中(嶋田知恵子校長)のPTA役員が21日、「合同パトロール隊」を結成し、下校する児童生徒の見守り活動を始めた。同小は周辺5校を統合した新設校。スクールバス運行などで旧5校にあった地域の見守り活動は終了したが、新たな組織を立ち上げることで再び地域社会と連携し、児童生徒の安全を守りたい考えだ。

小学校と中学校は学区が重複しており、下校時間も大きな差がないことから、パトロール隊は中学生の安全な下校にも目を配る。隊員は小中のPTA役員計21人。

中でも、同小は鉾田地区北部の5校が統合して2016年4月に開校。児童417人のうち、7割超の児童はスクールバスを利用し、2割が徒歩や自転車で通学しているという(昨年9月現在)。

旧5校では、各校周辺の地域住民たちが登下校時などの見守り活動に取り組んでいたが、統合小の開校とスクールバスの運行で、見守り活動は次第に少なくなっていた。しかし、同小やPTA役員によると、近年は子どもたちが見知らぬ人に写真を撮影されるなど不審者の目撃報告などもあり、パトロールの必要性が再び高まってきたという。

隊長を務める箕輪広美さん(42)は「かわいい子どもたちが危ない目に合わないようしっかり見守りたい」と決意を語り、今後は「地域の方々にも(見守りの)輪が広がれば」と期待を寄せる。

豊田校長は「先生たちもパトロールしているが、校内の仕事もあるため手薄になりがち。付き添いや見回り活動は、新たな危険箇所の発見にもつながるのでとても助かる」と話した。(大平賢二)