「直撃!シンソウ坂上」本田美奈子.さんを特集。福山雅治のメッセージとは?

1月24日放送のフジテレビ系「直撃!シンソウ坂上」(木曜午後9:00)では、2005年11月に38歳の若さで亡くなった本田美奈子.さんを特集。およそ300日にわたって最後まで白血病と闘った彼女の知られざる闘病生活に迫る。

1980年代、中山美穂や南野陽子らと同時期にデビューし、抜群の歌唱力からデビュー年に日本武道館でコンサートを開催するほどの人気を誇った本田さん。彼女の足跡をたどるため、MCの坂上忍と本田さんと親交のあった演歌歌手の坂本冬美が、昨年9月に埼玉県朝霞市にオープンした「本田美奈子.ミュージアム」を訪れる。

入院から3カ月、記念すべきデビュー20周年を病室で迎えた本田さんの元に、1本のビデオテープが届いたという。そこには、歌詞のない楽曲を歌い上げる福山雅治の姿があった。実は福山のファンだった本田さん。このビデオテープは、彼女を励まそうと関係者が企画し、福山も賛同して作成されたもの。なぜ楽曲に歌詞がないのか、そこには福山をはじめ、この企画に賛同したアーティストたちの深いメッセージが込められていた。福山たちから送られた本田さんへのメッセージとは。

さらに番組では「さい帯血手術」により一時は劇的な回復を見せ、退院する際にお世話になった医師や看護師に「アメイジング・グレイス」を披露する本田さんの歌声を録音した音声、抗がん剤治療で髪の毛が抜けた姿を隠すため常に頭に巻いていたバンダナを外し、ありのままの姿を撮影した貴重な写真、さらには本田さんが最後に歌声を披露した場面を撮影した貴重な映像などを紹介する。

そして、母・美枝子さんでさえ読んだことがなかったという本田さんの“闘病日記”も独占公開。「苦しいのはもう嫌!」「私は歌を通して希望を与えることができたらと思っているのに、神様は歌わせてくれないのですか?」。いつも笑顔だったという本田さんだが、闘病日記には、読み上げる坂上が思わず涙でむせぶほどの、過酷な闘病生活の真相がつづられていた。生前のまま残された本田さんの部屋も独占初公開。自宅には闘病生活の壮絶さが伝わる、ある物がそのまま残されていた。

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