KARAのギュリが日本再進出 「デュエットなら俺もしたい」と業界からラブコールのなぜ?

パク・ギュリ(Instagramより)

韓国の人気グループ KARAのリーダーとして活躍した女優・ギュリ(30)が日本の音楽活動を本格化させることが報じられました。年内にデュエット曲「everlasting love」を日本オリジナル曲として発売し、ギュリ本人とイベントでデュエットできるという夢の企画も進行しているそうです。

「デュエットに向けて、カラオケで練習するファンも多いでしょうから、顧客の単価を上げる上で、CDが売れない時代に素晴らしいビジネスモデルでしょう。デュエット希望者のボイストレーニングも商機がありますし」(レコード会社プロモーター)

KARAのファンの男性は、日本の音楽業界の内部にも多かったようで、早速、注目のデュエット希望者もいるようです。

「メジャーデビューしているヘビメタバンドのボーカルにKARAの大ファンがいて、浮かれていました。韓国アーティストは、ハイトーンでリズミカルな歌唱が得意ですが、ヘボメタは釣り合います。ミックスボイス(裏声と地声を混ぜた声)をリズミカルに短く切って、スタッカートするボイストレーニングを日々行なっていますから」(音楽ライター)

最近、メジャーアーティストとアマチュアがデュエットしたり、一緒に演奏したりする参加型の企画も増えているようです。

「グラビアアイドルのイベント等で、複数CD購入者がじゃんけんに勝ち残るとデュエットができるという流れは20年くらい前からありました。CDを複数枚購入すると投票券のAKB商法の起源みたいなものです。最近は、バンドのメンバーがアマチュアとセッションしたり、デュエットしたりするイベントが一部でブームになっています。客単価が一万円を超えるものもあるので、マーケットはあります」(音楽ライター)

ギュリのデュエットから色々な企画が広がっていくかもしれません。(文◎神田川涼香)

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