トムス vs ホシノインパルのオトナっぽいカスタムカー対決!【東京オートサロン2019】

TOM'S 東京オートサロン2019 出展ブース

トヨタの公認チューナー、トムスはトヨタを代表する3台をカスタム

TOM'S 東京オートサロン2019 出展ブース TOM'S E164 カローラスポーツ

トヨタのモータースポーツ事業を手掛けるオフィシャルチューナー、トムス(TOM'S)。アフターパーツの販売も行っており、東京オートサロン2019では3台のカスタムカーを中心とした展示を行った。

その3台はまさに現在のトヨタを代表するカローラスポーツ、クラウン、アルファードで、それぞれ「TOM’S E164 カローラスポーツ」、「TOM’S S220 クラウン」、「TOM’S アルファード」と呼ばれる。ファン的にはカローラとクラウンの車名数字が型式なのにグッときた!

ご存知の通りカローラスポーツは、VW ゴルフと同じクラスに投入されたハッチバックで、斬新でスタイリッシュなスタイリング、そしてフレッシュなイメージが印象的な一台。「TOM’S E164 カローラスポーツ」ではオリジナルのエアロやアルミホイールをまとい、サスペンションやブレーキ交換、迫力ある4本出しマフラー装着などが行われ、さらにスポーティなモデルに仕上がっている。派手さはないがツボを押さえた外観は、シックな雰囲気も漂う。コンプリート車両価格は税抜きで371万円2700円。

TOM'S 東京オートサロン2019 出展ブース TOM'S アルファード
TOM'S 東京オートサロン2019 出展ブース TOM'S S220 クラウン

大胆なモデルチェンジで注目を集めたクラウンも、トムスの手にかかれば明快にスポーティなクルマに大変身。上級車種であるクラウンのイメージを損なわないエアロパーツを持つ、オトナのカスタムカーだ。

また、カスタムカーの定番、アルファード/ヴェルファイアも、時流に合わせてトムスによるカスタマイズが行われている。ベース車よりもむしろ大人し目の外観は、スポーティさとラグジュアリーさの両立が図られている。

売れ筋ノートもホシノインパルが手がければこんなにスポーティに!

ホシノインパル 東京オートサロン2019出展ブース 星野 一義氏

「日本一速い男」と呼ばれ、数々の名シーンを作り出した伝説のレーシングドライバー星野 一義氏が率いるホシノインパルは、日産車のチューニングパーツやエアロパーツの開発、販売を行っていることで知られる。

同社は、東京オートサロン2019に、日産の屋台骨を支えるエクストレイル、セレナ、ノートにホシノインパルのパーツを盛り込んだ各種モデルと、フーガのカスタムカーで東京国際カスタムカーコンテスト2018のセダン部門で最優秀賞を受賞した「インパル651S」、GT−Rなど2台のレーシングカーなど多彩な展示を行った。

販売好調なノートにはホシノインパルも力を入れており、今回は2台を持ち込んだ。大胆なリアウインドウが目立つホワイトのノートは、インパル製のアルミホイール、サスペション、スポーツマフラーなどが装着されたコンプリートカーだ。こちらも大人が乗ることができるシックさも兼ね揃える。

一方の黒いノートにはメッキパーツが多用されており、ノーマルと大きく印象を変えているが、実はこれ、よく見るとバンパーは交換されておらず、ベースのノートそのまま。メッキパーツを追加することで「最小限のパーツ追加で最大限のドレスアップ」を実現する、ホシノインパルの新しい製品ライン「J IMPUL」の新製品だ。

造形の変更は最小限とはいえ、10%のダウンフォースを生み出すなど、機能性もしっかり備えている。

ホシノインパル 東京オートサロン2019 出展ブース 日産 ノート(インパルパーツ装着車)
ホシノインパル 東京オートサロン2019 出展ブース 日産 エクストレイル(インパルパーツ装着車)

[著者:遠藤 イヅル / 撮影:島村 栄二]

© 株式会社MOTA