日本歌曲を舞台で披露 4月に座間で声楽コンクール

 声楽を通じて日本の音楽文化の発展などを目指す「第3回日本歌曲コンクール」が、4月9日から21日にかけてハーモニーホール座間(座間市緑ケ丘1丁目)で開かれる。主催の座間市スポーツ・文化振興財団と神奈川新聞社は、参加者を募集している。

 コンクールは、童謡や唱歌など日本人が作曲または作詞(訳詞含む)した日本歌曲を披露する舞台。歌唱力などを競うとともに、日本歌曲の普及・発展を目的としている。16歳(4月1日時点)以上ならプロ、アマチュア問わず誰でも参加できる。

 審査は1次予選(4月9~12日)、2次予選(同18日)、本選(同21日)の3回ある。1位に賞金70万円、2位に同30万円、3位に同10万円が送られる。審査員はバリトン歌手でドイツ・ブレーメン国立音楽大学声楽科教授の小松英典さん(審査員長)ら5人。

 参加費1万5千円が必要。参加希望者は、ハーモニーホール座間のホームページから申し込み書をダウンロードして必要事項を記入し、身分証明書を添えてハーモニーホール座間の窓口に提出する。締め切りは今月31日午後4時半。

 問い合わせは、ハーモニーホール座間電話046(255)1100。

昨年の様子(第1位受賞者の田坂蘭子さんと伴奏ピアニストの宮脇貴司さん)

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