東山紀之主演「必殺仕事人」今春放送決定! キムラ緑子が新レギュラーに!!

東山紀之主演で、2007年に復活を果たした人気時代劇「必殺」シリーズが、今春「スペシャルドラマ 必殺仕事人2019」として放送されることが決定した。また、今作から東山が演じる同心・渡辺小五郎の妻・ふく(中越典子)の叔母・綾小路てん役としてキムラ緑子が出演することも分かった。

07年に復活した同シリーズは13年目に突入。今回は、悪人の悪巧みによって突然大金持ちに祭り上げられた若者が、善と悪の間で揺れるさまを「必殺」シリーズならではの世界観と映像美で描く。東山、松岡昌宏、知念侑李、和久井映見、遠藤憲一らおなじみの仕事人たちに加え、シリーズ初参加となるキムラが演じるのは、07~18年まで野際陽子さんが演じていた、ふくの母・こうの妹・てん。こうの遺志を継ぐ癖が強めのキャラクターだ。

キムラは「初めて『必殺』の世界に入れていただくことになり、とてもうれしく思っております。こうの遺志をしっかり継いで、うだつの上がらない小五郎のお尻をたたいていきたいと思っております。表の顔の小五郎とのコミカルなやりとりを見て、楽しい気持ちになっていただければうれしいです」と作品への意気込みを語った。

13年目に突入する「必殺」シリーズについて東山は「13年目と、こんなに長く続くシリーズで、僕ら3人(東山、松岡、知念)が、この作品に携わる責任というものがさらに大きくなったと思っています。それをしっかりと受け止め、この作品を後世に伝えたいと思います」と気持ちを新たにした。

松岡は「僕はちょうど平成元年にこの仕事を始めたので30年…。昭和の時代に始まり、平成、そして新しい時代へと続いていく『必殺仕事人』はすごいなと思います」とロングランとなったシリーズへの思いを語った。また、知念も「5度目の出演なので、僕の演じるリュウをもっとたくさんの人に知ってもらいたい」と意気込みをのぞかせた。

また、12年から本作のオープニングナレーションを務めていた市原悦子さんが、1月12日に逝去。しかし、今後も「必殺」シリーズのオープニングは、市原さんのナレーションを起用することが決定した。東山は「市原さんは本当に優しい先輩でした。ぜひ『必殺』の本編でもご一緒したかったです」とコメント。松岡は「僕にとって市原さんは『必殺』の先輩でもあり、『家政婦』の先輩でもありました。本当に優しい先輩で、偉ぶることもなく優しく接してくださって、とてもすてきな“おばちゃま”でした」と故人をしのんだ。

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