福島県浪江町でイノシシを焼却

帰還困難区域の捕獲分

©一般社団法人共同通信社

 環境省は24日、東京電力福島第1原発事故の帰還困難区域で捕獲したイノシシを、福島県浪江町の焼却施設で処理することで町と合意した。焼却しやすくするための発酵処理施設を新たに整備し、7月から年間約700頭の処理を見込む。

 吉田数博町長は「イノシシの問題に町村の境はない。地域全体の復興につながる」と述べた。

 周辺5町村の帰還困難区域で捕獲したイノシシを、牛ふんや米ぬか、木質チップを使い発酵処理した後、既存の施設で焼却する。環境省が2018年1~3月に行った実証試験では、発酵でイノシシを半分程度まで減量でき、解体しやすくなることが確認された。