平成最後のさくら 東京で最も早く満開か

ウェザーマップは、きょう1月24日に桜の開花・満開日の第1回目の予想を発表しました。今冬は暖かいため、休眠打破(=花が開花に向けて休眠状態を打破すること。冬に寒いほど進む。)があまり進まずに、花芽の成長が遅くなっているとみられます。しかし、3月にかけてかなり暖かくなる見込みのため、花芽が成長の遅れを取り戻し、平年よりやや早いか平年並みの開花となるところが多いでしょう。

【開花はいつ?】
全国で最も早く開花するのは、高知、福岡の予想で3月22日頃でしょう。東京は少し遅れて3月23日頃、名古屋は3月25日頃、京都・大阪は3月26日頃の予想で、次々と開花を迎えそうです。

【満開はいつ?】
満開一番乗りとなりそうなのが、東京、甲府、高知で、3月30日頃の予想です。その後も名古屋で4月2日頃に、京都・大阪で4月3日頃に満開となりそうです。西・東日本では、春休みにお花見シーズンを迎えるところが多くなるでしょう。

【10連休は、札幌などで見ごろ】
札幌では開花が4月29日頃、満開が5月3日頃となり、ちょうど10連休の頃に見ごろを迎えそうです。

気象予報士・甲斐 友貴

画像について:さくら開花前線

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