クジラ、食べる? 商業捕鯨の現状と課題に迫る

TVhテレビ北海道で1月26日放送の「けいざいナビ北海道」(土曜午前11:00、北海道ローカル)は「食べる?クジラ漁再開へ」をテーマに、道内の現状と課題を探る。

同番組は、「北海道の役に立つ」の視点から、経済関連のニュース・情報を紹介。ものづくりや人づくり、地域づくりに関連した特集のほか、製造業の技術を紹介する「ものづくり魂」、企業・団体のトップに愛読書について語ってもらう「トップの逸本」、数字に注目してちょっとユニークな企業や活動などを紹介する「数字でウォッチ」などのコーナーを通じて、北海道経済の「今」を紹介する。司会は磯田彩実(TVhアナウンサー)。

今回の特集は、日本政府が2018年12月、国際捕鯨委員会(IWC)から脱退し、日本の領海と排他的経済水域(EEZ)で商業捕鯨を19年7月から再開すると発表したことに基づくもの。商業捕鯨とは、いわゆる販売・営業目的でのクジラ漁のことで、北海道では網走、釧路、函館の3都市が捕鯨の水揚げ拠点となる。

そこで、大正時代から本格的な商業捕鯨を始めた網走を取材。消費者により良質なクジラが提供できるなど、飲食店の期待が高まる一方で、ホエールウォッチングなど「見せる」観光への悪影響を懸念する声などを伝える。また、「捕鯨の町」として400年の歴史がある和歌山・太地町を取材し、クジラを「取る」「見せる」「食べる」ことを町の礎としてきた姿に迫る。

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