車内販売、来月末で終了

JR北海道

©株式会社室蘭民報社

 JR北海道(本社札幌)は24日、特急スーパー北斗(札幌―東室蘭―函館)6本で実施している客室乗務員による車内販売などの車内サービスを、2月28日で終了すると発表した。赤字が解消せず、客室乗務員の確保も困難なのが要因。

 車内サービスは1997年(平成9年)に開始。弁当や飲料をはじめ、「かにめし」や「大沼だんご」といった人気商品も途中駅で積み込み販売している。一方、売り上げはコンビニなどの普及で年々減少し、ピークは2001年度の約8億円。サービス開始以来黒字の年度はなく、最大の赤字は13年度の約3億円。利用の少ない列車でサービスをやめるなど収支改善を図ってきたが、17年度の赤字は1億5300万円、1列車当たり1100万円だった。

 客室乗務員も今年3月時点で6人不足する見込みで「採用環境が厳しく、退職者数に対する人材確保が難しい」(同社)ため、スーパー北斗6、8、10、13、15、17の各号での車内サービスを取りやめる。同社は「必要な飲食物は乗車前に購入していただくよう、駅や車内での掲示・放送や時刻表などで案内していく」としている。
(有田太一郎)