マリナーズが救援右腕・ストリックランドを獲得へ 抑え候補の1人

©MLB Advanced Media, LP.

日本時間1月25日、マリナーズがフリーエージェントのリリーフ右腕、ハンター・ストリックランドと1年契約で合意したことが明らかになった。報道によると、ストリックランドの年俸は130万ドルで、登板試合数と完了試合数に応じた出来高により総額は2倍近くになる可能性があるという。また、今季はストリックランドにとって年俸調停1年目のシーズンにあたり、マリナーズはストリックランドを今季を含めて3年間保有することが可能である。エドウィン・ディアス放出後、クローザー不在の状態が続いているマリナーズにとって、ストリックランドはその穴を埋める有力候補の1人となりそうだ。

昨季のストリックランドは、ジャイアンツで49試合に登板して3勝5敗14セーブ、防御率3.97をマーク。クローザーとして開幕を迎え、6月中旬までは33試合で13セーブ、防御率2.01と好成績を残していたが、セーブに失敗した際にドアを殴って右手小指を骨折し、その後は本来のピッチングを取り戻すことができなかった。また、ジャイアンツで過ごした5シーズンでは通算253試合に登板して14勝14敗、19セーブ、60ホールド、防御率2.91をマーク。年俸調停権を取得したこともあって昨年11月末にノンテンダーFAとなっていた。

セーブ失敗の際にドアを殴っただけでなく、2017年には過去に打たれた腹いせにブライス・ハーパー(当時ナショナルズ)に意図的に死球を与えて6試合の出場停止処分を受けるなど、気性の荒い一面もあるストリックランドだが、通算防御率2点台という数字が示すように実力自体は一級品。スコット・サービス監督はクローザーを1人に固定せず、相手打線との相性を考慮しながらフレキシブルに起用していく方針を示しているが、ストリックランドは「日替わりクローザー集団」の中心的存在となるだろう。あと3年保有できることを考えると、マリナーズにとって「お買い得」な買い物となる可能性も十分にありそうだ。