20モデル以上の一新!注目ブランドは「ベルサス」
毎年、さまざまなブランドから数多くの新作ホイールをリリースしているレイズ。豊富なアイデアと高い技術力には舌を巻くばかりだが、今年の東京オートサロン2019でも期待を裏切らないブース展開となった。
というのも、新作ホイールの数はなんと16モデル。サイズ追加やリニューアルも含めると、20モデル以上が一新されたことになる。
中でも目を引いたのが、ベルサスブランドのストラテジーアシリーズから発売となった「トリアイナ」と「サルヴァトーレ」だ。
ベルサスといえば鋳造特有の華美なスポークデザインが魅力のブランドだが、今作でもそのメリットをいかんなく発揮している。SUVにマッチする上質でスポーティな仕上がりを魅せている。
ただ、鋳造による豊かな表現力を生かすそんなベルサスのブランドイメージが、2019年から少し変化していくのかもしれない。鋳造だから成し得ると思われていたベルサスの造形だが、そのラインナップに2019年は鍛造モデルが加わるというのだ。
しかもレイズが得意とする金型プレス鍛造工法で作り上げるというのだから、鍛流線をどのように生かしていくのか期待も膨らむ。軽さと強さ、さらにファッション性も求めるユーザーにとって、ベルサスの鍛造モデルは新鮮に映ることだろう。
[筆者:井口 豪/撮影:渡 健介]