ベイ・東が2軍スタート 左ひじ違和感、自主トレ公開中止

 昨季のセ・リーグ新人王、ベイスターズの東克樹投手(22)が25日、左肘の違和感を訴え、2月1日に沖縄で始まる春季キャンプで2軍スタートとなることが決定的となった。近日中に予定していた自主トレーニングの報道陣への公開も中止となり、26日に発表されるキャンプメンバーの振り分けで2軍行きとなる見通しだ。

 昨年10月にも左肘の炎症のため、日米野球の日本代表を辞退している東は「去年のシーズン後に出たやつと一緒。ここまで順調に来ていたが停滞してしまった」と残念そう。ただ、「(痛みの程度は)そこまで大きなものではない」と話し、「だましだましやるのは避けたかった。投げたい気持ちはあるが、焦っても仕方がない」と、今後もトレーナーと相談しながらスロー調整を続ける予定という。

 東は昨季24試合に登板し、チーム最多の11勝(5敗)。リーグ2位の防御率2・45をマークして新人王に輝いた。

東克樹投手

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