日本代表、コパ・アメリカまでに絶対に試すべき5名

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アジアカップで4強入りを決めたものの、前評判とは裏腹に非常に苦しい戦いが続いている日本代表。

24日には招待国として参戦するコパ・アメリカの抽選会が行われ、チリ、ウルグアイ、エクアドルと対戦することになったが、どのような編成で臨むにせよ、このままでは非常に厳しいものになると言わざるを得ない。

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そこで今回は、ちょっと気は早いがアジアカップで浮き彫りとなった点から、今夏のコパ・アメリカまでに招集してほしい選手たちを特集してみよう。

※負傷によって欠場したものの主力である中島翔哉は除外

香川 真司(ドルトムント)

ワールドカップ後の日本代表は“ビッグ3”が話題をさらったが、なかでも4ゴールを記録し脚光を浴びたのが南野拓実だ。

しかし中島が離脱し大迫が負傷に苦しむなか、トップ下に入った南野はここまで全く良いところがない。特に判断や周囲との連携の拙さは悪い意味で際立っており、彼が限られた条件のもとで活躍していたことが鮮明になった。

また同時に、ロシア大会における日本代表の洗練された戦いが香川真司の有効な動きによって作られていたのではないかという仮説を組み立てることができる。

南野についてはまた別に生かし方を考えればいい。だが、香川という存在を現時点で日本代表から切り離すにはまだ時期尚早であろう。

中山 雄太(ズウォレ)

長友佑都が務める左サイドバックは、現在の日本代表で盤石のポジションだ。

しかしながら彼も32歳。次の世代も視野に入れながら考えなければならないのだが、控えに入っている佐々木翔も30歳という状況である。

また、今大会は相次ぐ負傷によってボランチが人員不足に見舞われた。2017年のJ新人王で東京五輪の主将候補でもある21歳の中山は、それらの問題を解消することができる人材だ。

先日加入したズウォレではセンターバックとして考えられているものの、左サイドバック、守備的MFを高いレベルでこなすことができる。短期決戦においては万能である彼一人がいればリスクを軽減させられるだろう。

大島 僚太(川崎フロンターレ)

日本代表が機能不全に陥っている遠因の一つはボランチであろう。

今大会はこのポジションを専門とする選手のアクシデントが相次いでいるが、唯一、体調面で問題のない柴崎岳は所属クラブで出番を失っている事情もあり、昨夏のワールドカップ頃の輝きがない。

プレースタイル的に代替となれる32歳の青山は慢性的なケガを抱えており、今回も大会中に離脱することになった。未来を考えれば、大島はここに割って入らなければならない選手だ。

中島とは五輪で一緒に戦っており、相性もいい。コパ・アメリカでは、所属する川崎で組む守田とのコンビも観てみたいところだろう。

谷 晃生(ガンバ大阪)

今回のアジアカップは東口順昭の負傷もあって権田修一が正GKを務めているが、シュミット・ダニエルも含め3人は横一線。日本代表でもっとも不透明なポジションだ。

そこで思い切って18歳の谷を推したい。ガンバ大阪のユース出身で、昨年、堂安律以来となる飛び級でトップ昇格した彼は、まだJ1での出場がないもののU-23チームで経験を積み、各年代の代表で国際大会を戦っている。

189cmと長身ながらシュートの反応、ハイボール、足元の技術など非凡な才能を有しているうえ、非常に向上心があり、慢心することがない性格も彼の魅力である。

現時点ではU-19代表の守護神でしかないが、東京五輪はもちろん3年後のワールドカップを狙える逸材であり、将来を見据えてコパ・アメリカに呼んでみてはどうだろうか。

久保 裕也(ニュルンベルク)

久保といえば久保建英も観てみたいところ。しかしこちらの久保もまだ忘れてはならないだろう。

最近は1.5列目での印象が強くなっているものの、もともとは最前線の点取り屋であり、リオ五輪の代表チームでもエースとして考えられていた選手だ。

顔に似合わず器用なこともあり、それが色んなポジションで使われる理由となっているのだが、彼は相手を背負いながら足元に収め、味方を生かすことも上手い。

ハリルホジッチ氏の電撃解任もあってワールドカップ出場を逃し、移籍したドイツでも苦しんでいるが、現状、大迫の代わりを務められる唯一の人材かもしれない。