上位打線振り鋭く 日章学園戦力分析

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 昨年の秋季九州大会県予選は全5試合で先制し頂点に立った。九州大会は敗れた明豊(大分)戦を除く2試合で先制点を奪い4強入り。早い回に得点し、堅い守りで失点を抑えて逃げ切るのが必勝パターンだ。

 県、九州大会を通じ、1試合平均の失策は0.5。九州大会1回戦の九州国際大付(福岡)戦は11安打を浴びたが、三つの併殺を奪うなど要所で投手陣を救い、強豪を撃破した。

 チーム打率3割2分1厘。破壊力はないものの、上位打線の振りは鋭い。九州大会で2番・深草駿哉は打率7割2分7厘と大当たり。けがを押して出場した4番・平野大和も5打点を挙げるなど勝負強い。俊足の福山凜主将と森永光洋は、エンドランなど積極的な攻撃を見せた。

 投手陣はいずれも打たせて取る。県大会から6試合登板した石嶋留衣は防御率3.18。130キロ台半ばの直球でコースを突き、チェンジアップで打者を手玉に取る。軟投派の寺原亜錬は、110キロ台半ばの直球と80キロ台の縦に曲がるスライダーで組み立てる。サイドスローの小迫恭汰はスライダーに切れがある。

 県予選の防御率は1.47だったが、九州大会は5.76。センバツでも多少の失点は念頭に置く必要がある。勝ち上がるためには守備に一層の磨きをかけ、投手をもり立てたい。