横須賀市立小学校と特別支援学校の計48校で25日、給食にカレーが提供された。市などの取り組み「全校一斉カレーの日」で、約2万食が用意された。
市立池上小学校(同市池上)では給食前に、ハウス食品(東京都千代田区)の小山彩子さん(41)が5年生約130人に講義した。小山さんはカレーを手で食べるインドの習慣などを説明。児童はクミンやコリアンダー、ターメリックなど6種のスパイスを調合してカレー粉づくりにも挑戦した。
二宮悠輝君(11)は「大好きなカレーに詳しくなれて良かった。みんなで一緒に食べると楽しく、おいしく感じる」と笑顔だった。
市や横須賀商工会議所などでつくる「カレーの街よこすか推進委員会」と同事業者部会の主催で、今年で8回目。アレルギーを持つ児童も食べられるよう、ルーには米粉が使われた。