春の甲子園 3度目出場の福知山成美、全員野球で夢舞台

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笑顔で駆け出す福知山成美の選手たち(福知山成美高)

 第91回選抜高校野球大会の選考委員会で、5年ぶりの出場が決まった福知山成美(京都府福知山市)。ベスト8に入った2014年以来、3度目の選抜大会出場となった。昨秋の京都府大会を制し、近畿大会で8強入り。5枠目で甲子園切符をつかんだ。

 岡田健吾主将は「甲子園での京都勢200勝を目標にやってきた。大舞台で緊張すると思うけど、全員で頑張りたい」と気持ちを高ぶらせた。

 今回を含めて甲子園出場は春夏通算7度を数える。ただ、従来の攻撃的なスタイルとは違い、チームの特色は投手を中心とした堅い守りだ。

 投手陣を引っ張るのがエース右腕小橋翔太。「制球で勝負できたら」と語るように直球の最速は130キロ台前半ながら低めへのコントロールは抜群で、防御率2・08と安定する。府大会決勝で先発した右の佐喜将悟や左の橋本翔生も控える。

 打線の中心は、チームトップの12打点をマークした4番の原陽太。1番佐藤翔平、2番人知憲蔵も打率4割を超える。近畿大会後は筋力トレーニングを重ね、打撃と体力強化を図っている。岡田主将は「打てるチームになって自信につなげたい」と意気込む。 ◇

 福知山成美高 1871年に私塾「愛花草舎」として設立され、1924年に福知山商業学校に。創立130周年の2000年に福知山成美と改称し、11年には福知山女高を統合。野球部は1923年創部で、甲子園出場は夏4度、春は今回で3度目となる。最高は2006年夏と14年春の8強。主なOBに桑原将志(DeNA)ら。野球部員は63人、生徒数903人。福知山市堀。