【リーグ・アン】モナコが仰天人事⁉解任したジャルディム氏を再招聘

リーグ・アンで降格圏の19位と不振に喘ぐASモナコが、25日にティエリ・アンリ監督を事実上の解任に。後釜には約3か月前にクラブを去ったレオナルド・ジャルディム氏が招聘されるようだ。

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今季モナコ監督就任5年目を迎えたジャルディム氏は、2016-17シーズンにリーグ優勝、同シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグベスト4進出などクラブ躍進に大きく貢献した。しかし、例年の様に主力選手をビッグクラブに引き抜かれ、今シーズンは開幕から大乱調。昨年10月に成績不振でクラブを解任された。再起を図るモナコは、新監督にアーセナルのレジェンドであるティエリ・アンリを招聘。クラブの新しい顔として期待が集まったが、アンリ新監督になっても状況は変わらず。公式戦20試合で4勝しか挙げることが出来ず、25日金曜日に解任となった。

【リーグ・アン】モナコがジャルディム監督を解任 アンリ氏の就任が近づく

1シーズンに二人目の監督解任と後がなくなったモナコ。低迷するチームを快く引き受けてくれる人物は現れず、最終的にモナコはジャルディム氏を再招聘する苦汁の決断を行った。解任からわずか106日後の就任劇となり、新たに2021年夏までの2年半契約を交わしている。モナコのバディム・バジライバCEOは今回の人事について「アンリはサッカー界のレジェンドでインテリジェンスのある監督だが、チームの負傷や選手のケガなど多くの不運が重なった。よって私たちはモナコで過去4シーズン素晴らしい結果を残したジャルディムにアプローチを掛け、新契約にサインする手筈となった。去年の夏は失敗したが、今冬は多くの選手を獲得してチームの強度を高めたい」と語っている。

モナコ再就任となったジャルディム氏

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