神田プロデューサーも駆けつけた「バイオハザード RE:2」の発売記念イベントをレポート!

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1月25日、カプコンは「バイオハザード RE:2」の発売を記念したイベントを東京と大阪にて開催した。本稿では神田剛プロデューサーのサイン会も行われた、プラサカプコン吉祥寺店のイベントをレポートする。

ついに発売された話題作「バイオハザード RE:2」。1998年に発売され大ヒットを記録した「バイオハザード2」のリメイク作で、無数のゾンビがうごめく死の街と化したラクーンシティを舞台に、レオンとクレアというふたりの主人公の活躍が新たなゲームシステムやビジュアルで描かれる。

多くのファンを持つ人気シリーズの発売記念イベントだけあって、今回のイベントにはオリジナル版をリアルタイムで体験したという人たちから、まだ10代と思われる学生まで、さまざまな世代のファンが集結。女性の参加者もかなり多く、幅広い層に支持されていることを改めて実感することができた。

イベントでは、プロデューサーの神田剛氏が集まったファンに挨拶。「何を残して、どういう体験を皆さまにお届けするか、開発チームの中で、すごい議論がありました」と、開発の苦労を改めて振り返った。それだけに発売直前のレビューやメタスコアなどで高評価を得たことは、かなり嬉しかったようで「感無量です」と喜びのコメント。「本当に隅々まで遊び尽くしていただければと思っています。今後も皆さんに、いい体験をお届けできるように、引き続き頑張っていきますので応援よろしくお願いします」と語った。

プロデューサーを務めたカプコンの神田剛氏。

続いて神田氏のサイン会が開催。自前のバイオグッズにサインを求めるファンも多く、神田氏はこれらのファン全員に丁寧に対応。一人一人と言葉を交わしたり、記念撮影をしたりとイベントは最後まで大いに盛り上がっていた。

■神田剛プロデューサー、合同インタビュー

――発売日を迎えた今のお気持ちを聞かせてください。

神田氏:ホッとしている気持ちが大きいですね。どういう評価をくだされるのか、ものすごく気になっていたんですけど、いわゆるメタスコアでも非常に高いスコアをいただくことができました。今日も本当にたくさんのユーザーの方に足を運んでいただいて、非常に嬉しい日になりました。初めての「バイオ」が「2」だったという方が、けっこういらっしゃいまして、我々としてはこの「バイオハザード RE:2」で、その思い出に上書きして、さらにいい思い出にしていただきたいと思っています。

――特に印象に残ったファンの方のコメントなどはありましたか?

神田氏:シアトルのPAX(パックス※)でもらえるTシャツを持ってきてくれた方がいたんですよ。海外のショーにまで足を運んでプレイしたいと思ってくださるというのは本当にすごいことですし、そこまで思い出深いタイトルなんだなと実感しました。

※アメリカのシアトルで毎年行われているゲームイベント。

――先日公開されたワンショットデモも評判が良かったと聞いています。

神田氏:「バイオ」みたいなタイトルの場合、体験版だけで満足しちゃう人がけっこういるのではという疑念もあったのですが、楽しんでいただけたという声がたくさんきまして嬉しかったですね。我々としては価値ある体験を発売の直前にしてもらうことで、もっとやりたいという気持ちを持っていただき、それを今日の発売日に繋げたかったので、高評価をいただけて良かったなという気持ちが非常に大きいです。

――どういったところが高評価に繋がったと分析されていますか?

神田氏:オリジナル版はすごい人気があって、ユーザーの方がそれぞれの思い出というものを心の中にお持ちだと思うのですが、そうしたものを損なわずに現代風に蘇らせることができていると思ってもらえたこと。そして、オリジナルの「バイオハザード2」のプレイフィール、ゾンビサバイバルホラーの体験というものを損なわずにリメイクできている、と感じてもらえたことが大きかったんじゃないかなと思いますね。

――そうした高評価を聞いたときのスタッフの皆さんの雰囲気はどうでしたか。

神田氏:やっぱりすごかったです。みんな笑みがこぼれまくっていて、竹内(※)をはじめチーム全体が「本当に良かった」と。自分たちが作ったものが、これだけ評価されたっていうことで本当にみんなテンションが上がって、その喜びはフロア中に伝わっていましたね。

※カプコンの第一開発統括を務める竹内潤氏のこと。

――いい意味でプレッシャーになった部分もありましたか。

神田氏:正直言いますと、そうですね(笑)。我々はそうした期待に応えていかなきゃならないんだと、いい意味でプレッシャーを感じているところです。

――追加モードとなる「THE GHOST SURVIVORS」について聞かせて下さい。

神田氏:ロバート・ケンドと市長の娘とアレンブレラ特殊部隊の隊員という、劇中で命を落とす3人のキャラクターを操作できるサバイバルモードです。このモードにしか出てこない敵ゾンビもいまして、さらなるやり込み要素として「バイオハザード RE:2」の世界をもっと広く楽しんでもらえるコンテンツになっています。無償でダウンロードできるので、楽しみに待っていただけたらと思います。

――「The 4th Survivor」と「The 豆腐 Survivor」の見どころも教えてもらえますか。

神田氏:まず、グラフィックですね。特に豆腐のプルプル感は「REエンジン」で非常にいい感じに表現できています。あと、両方ともかなり難易度が高いモードになっています。ご自身で戦略を立ててリソースマネージメントしながら、ぜひクリアまで頑張っていただきたいですね。

――レオン編、クレア編のどちらかをクリアするとそれぞれのセカンドシナリオが出現しますが、どういったものになっているのでしょうか。

神田氏:オリジナル版のザッピングシステムとは違うんですけれども、レオンとクレアという、ふたりの主人公をしっかり楽しんでいただく。そして、「バイオハザード RE:2」の世界観をすべて楽しんでいただくために、レオン編とクレア編にそれぞれに1本ずつセカンドシナリオというものを入れさせていただきました。舞台が同じラクーンシティなので、まったく違う内容というわけではないですが、ファーストシナリオとはまた違った体験というものを提供できているんじゃないかなと思います。

――少なくとも4周は新鮮な気持ちでプレイできるというわけですね。

神田氏:そうですね。

――製品版の感想はもうすでに届いてきているのでしょうか。

神田氏:ちらほら目にしてはいますが、まだそんなにたくさんはきていないですね。これからどんな声が出てくるのか、非常に楽しみですし、ドキドキしています。

――今日は実際に売場などに行かれましたか?

神田氏:はい。パッケージを手に取ってじっくり読んでいる方が多かったですね。どんなゲームなんだろうみたいな感じで、ずうっとパッケージの裏を見て、どうしようかなみたいな。そういう方がけっこういらっしゃいまして、それがすごい印象的でした。

――やはりオリジナル版で遊んでいたような年代の方なのでしょうか。

神田氏:そうですね、けっこう上の方でした。そういう方にもちゃんと知っていただけていて、お店に足を運んでいただけているのは非常にうれしかったですね。売場の中でも一番注目を集めていた感じだったので「おおっ!」と思いました(笑)。

――そうしたオリジナル版を知る世代がメインターゲットなのだと思いますが、今日はかなり若い女の子なども来ていましたよね。

神田氏:正直、想定はしていなかったので新鮮でした。もちろん、我々としても10代や20代の方にも遊んでいただきたいと思っているので、すごいうれしかったですし、良かったです。「今回の『バイオハザード RE:2』はすごいよ」、「ゾンビが固くて強くて面白いゲームだよ」と彼女が友達とかに伝えてくれて、それが口コミで広がってくれたらいいですね。

――ありがとうございました。

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