C・ロナウドとイカルディはどちらが厄介? 「突然現れて得点を決める」

インテルのシュクリニアル(右) photo/Getty Images

今季のセリエAではユヴェントスにやってきたFWクリスティアーノ・ロナウドがさっそく爆発しており、セリエAの守備陣もロナウドへの対応には手を焼いている。開幕前はセリエAの各クラブが組む守備ブロックを崩すのは難しいとも言われていたのだが、ロナウドには全く関係なかったようだ。

相変わらずロナウドの動きの質は高く、ペナルティエリア内でボールを受ける動きが上手い。チームメイトのマリオ・マンジュキッチとともにクロスボールへ飛び込んでくる攻撃は対戦相手にとって脅威だ。ペナルティエリア内での動きは世界屈指のものがあると言えるが、インテルDFミラン・シュクリニアルはマウロ・イカルディの方が厄介だと主張する。

イカルディもロナウドと同じくゴール前での動き出しで勝負する点取り屋で、その嗅覚はずば抜けている。伊『TuttoSport』によると、シュクリニアルはイカルディの方がロナウドより抑え込むのが難しいと語っており、チームメイトの方が上と考えているようだ。

「僕がサンプドリアにいた時、2度イカルディをマークしないといけなかったことがあった。彼は変わったストライカーだ。10分消えていたとしても、突然現れて得点を決めるんだ。彼をコントロールするのは難しい。どこかで集中が途切れることはあるからね。ロナウドよりマークするのは難しいと思うよ。ロナウドはスピードがあるけど、トリノで僕たちは彼を抑えたからね」

イカルディもセリエAを代表する点取り屋で、守備陣にとっては厄介な相手だ。どちらもワールドクラスの選手だが、DFにとってより厄介なのはイカルディかロナウドか。

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