香川真司、移籍金200〜300万ユーロで売りに 独紙報じる

出場機会を得られない香川 photo/Getty Images

今季、出場機会を失っているドルトムントMF香川真司。かつては宿敵バイエルンを差し置いてリーグ連覇を達成するなど黄金時代を築き上げたが、最近はベンチにすら彼の名を見つけることが難しくなってしまった。

独『Bild』は、そんな香川に終わりが近づいていると報じている。2015年からは“パートタイムワーカー”であり、現監督のルシアン・ファブレのもとでは役割がなく、公式戦4試合出場に留まっていると現状を厳しく評価した。

マンチェスター・ユナイテッド移籍に関しても、「ウィットを失った彼は2年間で6ゴール、10アシストしかできなかった」とし、「彼のキャリアにおいて最大の失敗」とみなしている。

この冬の移籍によって出場機会を確保したい香川だが、同紙によれば「2〜300万ユーロのミニ・トランスファー」で手放すだろうとのこと。しかし買い手は見つかっておらず、デッドラインデイが迫って来ているのが現実だ。

昨夏のロシアW杯では印象的な活躍を見せ、類まれなボールスキルを改めて世界に示したかに思われた香川。しかし、シーズン開幕後は一転して苦しい時期を過ごすことになってしまった。現在29歳だが、まだまだ選手として終わるような年齢ではないだけに、自身の力を存分に発揮できる環境を手に入れて欲しいところだ。

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