名護18回目優勝 沖縄県高校新人ラグビー

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 ラグビーの2018年度沖縄県高校新人大会は27日、名護市の21世紀の森ラグビー場で決勝リーグを行い、名護が3戦全勝で4年連続18回目の優勝を果たした。強豪のコザを下した美里工が2勝1敗で2位だった。名護は、強力なFW陣とバックス陣の機動力を生かし、最終戦のコザを42―12で圧倒した。名護と美里工は、第41回全九州高校新人大会(2月16~20日、長崎)への出場権を獲得した。

▽決勝リーグ3日目

名護

 42―12(20―0,22―12)

コザ

美里工

 38―17(5―0,33―17)

読谷

▽同順位 (1)名護3勝(2)美里工2勝1敗(3)コザ1勝2敗(4)読谷3敗

◆名護、新システム機能で圧勝

 ライバル・コザとのリーグ最終戦。試合終了間際にフルバックの島袋大成が3回目のトライを豪快に決めると、優勝を確信した名護フィフティーンは「よっしゃあ」と高々と拳を突き上げた。屈強なFW陣を生かした新システムで、42―12とコザに圧勝。リーグの他の2試合も他の追随を許さない圧倒ぶりだった。宮城剛監督は「この短期間でよく頑張ってくれた。合格点ですね」と喜んだ。

 「ハンドリングは上の世代ほどうまくないが、フィジカルがある」(宮城監督)。指揮官が太鼓判を押すFW陣の平均体重は83キロで、今大会2位の美里工業を10キロ上回っている。

 昨年までのFW陣から素早くバックスに展開するラグビーから、攻撃の際に推進力のある選手を並べるポッドをつくり、縦へも横にも展開する新システムを採用。着実に陣地を増やし、どこからでもトライを狙えるようになった。

 118キロのプロップ伊波晃士、106キロのロック新城俊介ら強力なFW陣が相手守備を崩し、モールやラックを進める。相手守備が集まると、サイドに展開し、俊足のフルバック島袋らがトライを奪った。グラウンドを広く使ったコザの攻撃にも、等間隔を保った守備で手堅くアタックを阻止した。島袋主将は「まだやりたいことができていない。メンタル面などを修正して九州に臨みたい」と気を引き締め、次の勝利に向けて余念はない。

 (喜屋武研伍)