ペットの肉球で三川内焼の絵付けをするイベントが27日、佐世保市三川内本町の三川内焼伝統産業会館であり、犬や猫の飼い主らがペットとの思い出づくりを楽しんだ。
健康医療機器メーカーの日本理工医学研究所(新行江町、阿比留宏社長)が主催。動物用機器の製造、販売を手掛け、市の伝統工芸品の三川内焼の産地が本社に近いことから、地域貢献の一環で企画した。
この日は素焼きの皿とマグカップをそれぞれ100個用意した。参加者は、呉須と呼ばれる絵の具をペットの足に付け、器にゆっくりと押しつけるように絵付け。愛らしい肉球の形が現れると笑顔をこぼし、筆でペットや家族の名前を書くなどして仕上げていった。
佐賀市の歯科衛生士、田中由紀子さん(41)はチワワの雄の「グラ」の肉球と長男の奏大ちゃん(2)の手のひらを皿にあしらった。「わが家のかわいい子どもと犬の成長を残したかった。犬だけを留守番させることも多いが、今日は家族みんなで参加ができてうれしい」と声を弾ませた。
肉球で三川内焼絵付け ペットとの思い出づくり楽しむ
- Published
- 2019/01/28 11:00 (JST)
- Updated
- 2019/01/28 11:42 (JST)
© 株式会社長崎新聞社