2月上旬 北は低温、南は高温 異常天候早期警戒情報

28日(月)気象庁発表 異常天候早期警戒情報 出典=気象庁HP

 きょう28日は、全国的に気温が平年を上回っている。あす29日(火)も、北日本や西日本で最高気温が平年より高い予想だが、冬型の気圧配置となるため、北・東日本は北西の季節風が吹いて、実際の数値よりも体感温度は低くなる見込み。
 
 北日本は31日(木)~2月1日(金)、3日(日・節分)~4日(月・立春)頃も冬型の気圧配置となり、北海道を中心に寒気の影響を受けやすい予想だ。その後も北海道は寒さが厳しく、特に2月4日(月)頃からの1週間ほどは、気温が平年よりかなり低くなるとして、札幌管区気象台は「低温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理や水道管の凍結等に注意するよう呼びかけている。

 一方、東日本から沖縄・奄美にかけては、この先1週間は気温が平年より高い日が多い見込み。特に、2月2日(土)頃からの1週間ほどは、四国や九州南部、沖縄・奄美で気温が平年よりかなり高くなりそうだ。このため、気象庁はこれらの地域に「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

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