《ぐるっと点検ぐんま》公営墓地 無縁墓 自治体悩ます

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 少子高齢化や核家族化が進む中、墓を管理する継承者がいない「無縁墓」の増加が懸念されている。すでに無縁になった墓地や、継承者が遠方にいるなど将来的に無縁化するリスクの高い墓地では年間管理料の滞納が発生。上毛新聞が公営墓地のある県内14市町村を対象に調べたところ、2017年度末に管理料が支払われていない区画は少なくとも計360区画に上った。滞納が30年以上続くケースもあり、無縁墓の「墓じまい」の費用を自治体で負担する動きも出ている。

 滞納区画があったのは前橋市や渋川市、草津町など7市町村。桐生市は滞納の有無を公表しなかった。滞納区画数を公表した5市町のうち、滞納率が最も高かった草津町は、利用区画の5.3%に当たる74区画で管理料が支払われていない。中には35年以上滞納している区画もあった。滞納区画数が234区画で最多の前橋市も20年以上滞納の例があるという。